お仕事図鑑@File#002【パティシエ】になるには? 独立開業!成功・失敗ストーリー|パティスリー・オディール(矢中隆)

投稿者:

お仕事図鑑@File:002
【パティシエ】になるには?
独立開業!成功・失敗ストーリー
パティスリー・オディール|オーナー(パティシエ):矢中隆

 


Q1【パティシエ】のお仕事内容は?


A.

みんなが大好きな「おいしい!」ケーキ・クッキー・焼き菓子などを笑顔で製造し、元気に販売してます。

 


Q2【パティシエ】として独立するまでは?


A.

18歳〜20歳まで日本菓子専門学校に通い、和・洋菓子を学びました。

その後、卒業してから浦和の有名店「シュークルダール(閉店)」で下積みをしていました。その時は、販売、包装、仕込みなど、補佐的な事はもちろん、お菓子を作る道具の洗い物などもやってました。

で、3年経ちタイミングを見て代官山にあるケーキ屋に移りました。ここでは製造と販売ラインが分かれていたので、自分はお菓子作りの方をメインに仕込みから全て勉強させてもらいました。

代官山のケーキ屋には5年いたのですが、元々実家(豊島区長崎)が菓子屋(オディール)なので、自分もある程度「外で経験」を積むことが出来たのでこのタイミングで実家へ戻り、父と一緒に仕事する事にしました。

しかし!その後に地域の「道路拡張計画」の影響もあり、店を移転しなければならない状況となってしまいまして、ちょうど自分も結婚し子供も生まれた時だったので、これを良きタイミングと思い、独立する事にしました。

 


Q3【パティシエ】(独立する為)の情報収集はどうやって?


A.

父からのアドバイスもありますが、独立を決めて偶然流山の展示場へ行った時に知り合ったハウスメーカーの方と知り合い、その方の協力もあり、銀行の借り入れとか、諸々開店する為の準備や情報を色々と教えてもらい、2015年(H27)3月30日に開業しました。

 


Q4【パティシエ】になる為の開業資金は?


A.

トータル:1100万円
|内装外装:600万
|材料包材:150万
|機材類:300万
|人材費:50万

 


Q5【パティシエ】仕事場の環境は?


A.

流山のハウスメーカーさんから紹介されたのが今のこの茨城の常総市でした。今までまったくご縁の無かった土地だったのですが、実際に自分も現地へ来てとても気に入り、この場所で店をオープンする事にしました。お店のコンセプトとしては、温かみがあり落ち着いて買い物をしていただけるような空間作りを意識してます。

 


Q6【パティシエ】になってからのPR&宣伝方法は?


A.

はじめは特に何もしていませんでした。ほとんどが口コミや偶然店の前を通った方が立ち寄ってくれる程度で。笑 ここ最近はFacebookや地域のイベントに参加させて頂き、少しづつですがご常連の方も増え、ご近所でも知っていただけるようになりました。

 


Q7【パティシエ】になって失敗した事や大変だった事は?


A.

これは本当に大変だったのですが、開業して半年目に「水害」の被害にあってしまいました。しかし保険に入っていたので、何とかお店の経営のダメージも最低限で済みました。あとは基本、私1人で作っているので、長時間での作業は大変です・・。ですが美味しいケーキや美味しいクッキーを作る為には「その大変さ」は絶対に必要な事だと思ってます。

 


Q8【パティシエ】1番のこだわりとやりがいは?


A.

みんなが喜んでもらえる「美味しい安全な商品」を意識してます。また食材では「マーガリン」などは使用せず、バターを使うなどのこだわりを持っています。やりがいはやはりお客様からの「お褒めの言葉」をいただける時です。また忙しさに比例し、しっかり収入も得られる事もやりがいです!

 


Q9【パティシエ】初仕事の事&独立初年度の売上は?


A.

初オープン日の初ご来店のお客様のお会計時、レジに釣り銭を用意し忘れていたとハプニングがありました・・・。幸いお客様が知り合いの方だったので笑って済む事が出来ましたが、、^^
また独立初年度の売上は1,000万弱くらいです。(経費もかなりかかってます・・・)

 


Q10【パティシエ】としてこれからの目標は?


A.

移動販売用のキッチンカーを購入し、より多くの人に「オディール」のケーキ・クッキーなどをお届け出来ればと思ってます。また、フルーツの商品を作りたいので栽培からやってみたいです。あとは、大人気の定番商品「魔女の指(オレンジピールにミクルチョコをかけた一品)」に負けないくらいの定番商品を考えて、お客様に食べて頂きたいですね!

 


メッセージ:【パティシエ】を目指す方へ


どの仕事も大変ですが、可能性とチャンスは絶対にあるので、諦めないでほしいです。オープン半年で水害に合い本当に大変だったけど、諦めないで乗り越えたから今があります。なので諦めたら終わりです。そして開業してからが「スタート!」です。

これからはAIの時代と言われていますが、決してAIでは作れない「温かみのあるオリジナルケーキ・菓子」を作り、たくさんの人に幸せを届けて下さい!!!

[DATA]
店名:パティスリー オディール
名前:矢中隆
職業:パティシエ
職歴キャリア年数:23年
独立開業年と当時年齢:2015年(H27) 3月30日(当時40歳)
独立歴:4年目(2018年現在)
HP:店舗紹介記事
住所:茨城県常総市水海道諏訪町3224-7
TEL:0297-44-9705
営業:AM10:00〜PM7:00 / *日曜・祝日はAM11:00〜PM6:00
定休日:月曜/第1・3日曜(イベントは除く)

 


編集後記@カトリより


今回は茨城県常総市にあるケーキ屋さん「パティスリー オディール」でパティシエとして働くオーナーの「矢中さん」にインタビューをお聞きしました。取材日は大晴天の秋晴れ。青空に映えるベージュと木目のシンプルな店舗外観がとても印象的でした。そして店頭に並べられた数々のケーキやクッキー、焼き菓子は、見てるだけでとても楽しい気持ちにさせてくれます。これはきっとパティシエ矢中職人の魔法の隠し味“ナパージュ”なのかもしれません。

 


<Q.おまけ>インタビュアー:「カトリ」を1言で説明するとしたらどんな人?


A.

・イケメン
・物腰がやわらかい
・ダンディー
・素敵なおじさん

だね笑

 


お仕事図鑑@独立開業インタビュー】は毎週水曜更新予定です。お楽しみに!