【解決!】アナリティクスとアドセンスにおける広告クリック数の違い。その原因について。
Googleアドセンスの広告クリック数がアナリティクスとアドセンスの管理画面で5倍以上違うのはなぜ?誤クリック?それともアドセンス狩り!?
この記事ではそんな疑問にお答えします。
【主な記事内容】
- アドセンスチームへの個別サポート利用の条件について説明します
- 広告クリック数が違う理由(アドセンス担当者との電話内容)について説明します
- アドセンス狩り対策に関して説明します
- 解決後の実際のアドセンス担当者からのメールを引用します。
今回アドセンスチームの日本人スタッフより直々に回答頂きました。今回私が疑問に思っていたアナリティクスとアドセンスでの統計広告クリック数の違いについて説明します。
アナリティクス側クリック数の方が5倍〜多い!
webマガジンを初めて早1年が過ぎ、少なからずPV数も増えた事でアドセンス広告からの収益も日々数字を出す事が出来ておりますが、管理画面より毎日チェックする時に「広告クリック数」の数値がアナリティクスとアドセンスで合いません。
・アドセンス側=本日(現時点まで)クリック数(例:100回)
・アナリティクス側=クリックされたadsence広告(例:500回)
多少の違いであれば「時間差」や「誤クリック」の違いでそこまで気にする事はないのですが、何故か毎日5倍〜程のクリック数に違いがあり不思議に思っておりました。
以前一度、アドセンスの管理画面の「フィードバック」より問い合わせをしたのですが、まだサポートを受ける条件資格となっていなかったので返答をもらう事が出来ませんでした。
AdSense へのお問い合わせ
週あたりの収益額が最小要件を継続的に満たしている場合は、メールによるサポートをご利用いただけます。
ずばり!原因は「関連コンテンツ」だった!
アドセンスの専用フォームから今回の主題である
・アナリティクスとアドセンスでのクリック数の違い
について問い合わせをしたところ、返答のパターンとして「メール・電話」の選択があったので希望日時を記載し「電話」での返答を希望しました。
そしてアドセンスチームの日本人担当の方より電話を頂き回答を頂きました。以下簡略して箇条書きにて。
主なクリック数の違い発生の原因は?
- 誤クリックの場合、クリック数は無効化されます。
- アナリティクスの場合は関連コンテンツ内の広告以外をクリックしても広告をクリックしたと統計されます
何!?
アナリティクスの場合、関連コンテンツ内の「広告以外」の記事をクリックしても、それをアドセンスの広告クリック数としてカウント(統計)するとの事です。なので、逆に関連コンテンツ「広告以外」がたくさんクリックされていてばされるほど、本来のアドセンス広告のクリック数(アドセンス側)との差は5倍ところではなく、10倍・20倍になる事ですね。(回遊率的にはgood!)
ん〜納得!!問題解決!
ちなみに!
せっかくアドセンスチームの日本人担当者と直接話が聞ける機会なので、聞きたい事を聞いてみました。
Q.当ブログの誤クリック数は正常か?
A.正常です。と言うよりも平均よりも誤クリックは少ないです。
Q.当ブログの広告の貼り方・位置などはどうか?
A.良いです。
Q.直接電話対応での《収益額が最小要件を継続的に満たしている場合》の基準は?
A.月に◯万〜◯万円あたりの収益がある場合は日本人スタッフがこのように対応させて頂きます。
感無量!!これからも頑張る!
と言う事で、これからも自分なりに研究しながら、より良い記事作りを続けていくモチベーションアップのきっかけを頂く事が出来ました。そして問題の「広告クリック数の違い」に関してはアドセンスチームの担当の方が
今後は双方での誤差が出ないよう、改善して行きたいと思います。
とおっしゃっておりました。終始とても丁寧な対応で頭が下がります。ありがとうございました。
万一の為のアドセンス狩り対策のプラグイン
クリック数があまりに違う原因には、「クリック狩り」の可能性も当然あると思います。
クリック狩りとは、悪意を持ちわざと何度も広告をクリックする行為です。この行為により、場合によってはアドセンスから「ペナルティー」として、アカウントの停止を受ける可能性があるとの事です。
ただ最近はアドセンス側の悪質な誤クリックの認識レベルもより上がっているようです。
しかし!万一に備えて、アドセンス狩り対策を必須だと思います。
私が現在使っているプラグインは
AdSense Invalid Click Protector (AICP)
です。プラグインの説明は「AdSense Invalid Click Protector 使い方」で多数の記事が出てきますので割愛しますが、ざっくり説明すると、
上:クリック制限数=3回
中:クッキーの有効期限=3時間
下:広告表示停止期間=7日間
<説明>3時間以内に3回以上クリックがあった場合7日間そのユーザーへの広告表示を停止する。
今のところ当ブログでは、アドセンス狩りは無し。全て0。
上:ブロックした人数
中:24時間内でブロックした人数
下:6時間以内でブロックした人数(緑ボタン:ブロックしたユーザーの詳細)
備えあれば憂いなし!
電話後のアドセンス担当者からのメール
お世話になっております。
Google の 〇〇と申します。先ほどはお電話にてお時間いただき誠にありがとうございます。
以下、先ほど申し上げました内容につきまして簡素ではございますが、ご案内差し上げます。アナリティクスと AdSense のレポートの違いの乖離につきましてですが、
こちらは恐縮ながら通常の挙動となってまいります。1. 無効なクリックの計測方法
AdSense において、無効なクリックはリアルタイムもしくは収益の再計算(月末)に行われます。
支払画面に表示される無効なクリックにつきましては、
収益の再計算の際にリアルタイムで除外されなかった無効なクリックが表示されます。
一方、アナリティクスではこのような無効なクリックが除外されず計上されてしまいますため、
数値の違いが起こるようになっております。2. 広告タイプによっての計測
AdSense とアナリティクスにおきましては、広告タイプによって計上方法が異なってまいります。
例えば、関連コンテンツにつきましては AdSense 側では広告のクリックが計上され、アナリティクスでは全て計上されます。
そのため、関連コンテンツを除外されますと数値の乖離も縮小されるかと存じますが、
上記の 1 点目もございますため、アナリティクスと AdSense の数値が合致する可能性は低くございますこと予めご了承いただけますと幸いでございます。上記を踏まえましてですが、大変お手数おかけいたしますが、AdSense の数値につきましては
AdSense のレポートをご覧いただけますと幸いでございます。
ご案内は以上となりますが、そのほかご不明点などございましたら、お気兼ねなく本メールにご返信いただけますと幸いでございます。何卒宜しくお願いします。
〇〇
以上、
アナリティクスとアドセンスにおける広告クリック数の違い。その原因について。
の記事でした。
この記事が1人でも多くの方のお役に立ちます様に。
<完>